城が落ち、命からがら落ち延びて乞食同然のところを教会に拾われる。キリスト教に憎悪と関心の両面を持つ。
身体は弱いが心優しい少年。母を一人残して旅立ったことで心を痛める。旅の中で強い信仰心に目覚める。
頭脳明晰で語学優秀。合理的で近代的な考えの持ち主。活版印刷機を持ち帰る。
千々石城主の次男。家柄もよく素直な性格正義感も強く、汚い部分を見過ごせない。のちに唯一イエズス会を離れる。
亡き信長に代わって天下を取る。農民から頂点に登り詰めた。信長と反対にキリスト教に疑心を深める。
戦乱の覇者。日本でのキリスト教布教を進めるイエズス会に理解を示す。天下統一直前にして謀反により命を落とす。
日本人の母とポルトガル人の父を持つ。日本を出てインドのゴアでイエズス会の下働きとして働いていたが、少年たちの旅に同行する。
イエズス会インド管区巡察師。西洋と日本を結びつける夢を抱き少年使節を思いつく。
イエズス会宣教師。少年たちに付き添いヨーロッパを旅する。巡察師ヴァリニャーノに複雑な思いを抱く。
戦国時代の茶人。天下人信長・秀吉に仕える。
イエズス会宣教師。日本語に長け、信長・秀吉とイエズス会をつないだ。「日本史」を執筆。
戦イエズス会宣教師。日本布教長。ヴァリニャーノとイエズス会内部で対立する。日本軍事侵攻論者。
第226代ローマ法王。グレゴリウス歴を採用した法王として名高い。
スペイン・ポルトガル国王。世界中に領土を持ち、太陽の沈まぬ王国の王と言われた。熱心なカトリック信者で異端者狩りを徹底した。
メディチ家当主。フランチェスコ・デ・メディチ。フィレンツェを中心としたトスカーナ公国を治めた。美と芸術のパトロン。
トスカーナ公国公妃。メディチ家当主フランチェスコの妻。絶世の美人として後世に名を遺す。
物理学者、天文学者、哲学者。ピサ大学を退学したガリレオは、当時家族と共にフィレンツェに住んでいた。後に異端審問にかけられる。